【シェーグレン症候群との付き合い方】自分を最優先したら、体は正直に答えてくれた話

シェーグレン症候群との付き合い方 わたしについて

シェーグレン症候群を抱えながら日々を頑張る皆さま、おはようございます。

今回は、私が先日「自分の体を最優先する」決断をしたこと、そしてその結果、驚くほど体が回復したという体験をお話ししたいと思います。無理をしがちな私たちにとって、もしかしたら少しでもヒントになるかもしれません。

🚨 突然の「再発」と「寒さ」で体がSOS!

今週は普段の自宅から2時間近く離れた遠隔地での勤務がありました。(言い訳ですが、金曜日にブログを書けなかったのは朝6時に家を出たからでした。)

実は週の初めから左肩に違和感があり、気にしていたのですが、木・金曜日の2日間で一気に悪化し、なんと四十肩(肩関節周辺炎)の再発のような状態になってしまいました。2年かけて治したのに、またか…と正直ショックで、木曜日の夜はちょっとだけ泣けてきました。

さらに追い打ちをかけたのが、オフィス環境の「寒さ」です。男性が多い職場だったこともあり、キンと冷えていて、金曜日はこの春以降初めて午前中にレイノー症状が出てしまいました。木曜日も寒かったので、予防のために金曜日の朝ごはんをしっかり食べて行ったのですが、間に合いませんでした。シェーグレンの私たちにとって、寒さは本当に大敵ですよね。

🍵 冷えと痛みに負けない工夫と、大きな「決断」

痛みと寒さに対処するため、私なりにできることを実行しました。

  • 炎症をおさめる:朝夕に計2杯のウコン茶を飲む
  • 局所を温める:金曜日は痛む肩に貼るカイロを貼って過ごす

そして金曜日の夜には、所属組織の懇親会が予定されていました。

「行こうと思えば行けた」痛みでした。マネージャーという立場から、組織の集まりを休むことには正直とても気が引けましたし、上司がどう思うかという不安もありました。

でも、「今までちょっとずつ無理をして、人の期待に応えようとしてきた行動」にこそ問題があったのではないか、という思いが頭をよぎりました。

「少しのんびりした生き方にシフトしようと決めたじゃないか。」

そう自分の方針変換を思い出し、悩みつつも金曜日の午前中に連絡はしたものの当日キャンセルという形で懇親会を欠席する決断をしました。

✨ 9時間睡眠がもたらした、まさかの奇跡

その夜は肩の痛みが強く、「痛み止めを飲むべきか」と心配になるほどでしたが、姿勢を工夫すれば眠れそうだったので、そのまま就寝しました。

結果、昨晩は夜8時過ぎに寝て、今朝5時に起床。なんと9時間睡眠です!

連日の忙しさや緊張から、このところ2時間おきに目が覚める質の悪い睡眠が続いていたのですが、今回はかなり快眠でした。

そして今朝、目覚めて驚きました。

肩の痛みが、ほぼ消えていたのです!

起きて数時間経った今でも、色々動かしてみると多少の違和感がある部分はみつかったものの、日常生活には全く問題のないレベルにまで回復しました。まさか、たった一晩でこんなにあっさり回復するとは予想していませんでした。本当に嬉しい驚きでした。

🔑 体からのサインを読み解く:痛みはどこから来た?

今回の経験から、痛みの原因はおそらく以下の要因が重なったことだろうと考えています。

  1. 出張の多さによるストレス・疲労
  2. 排便量の減少(便秘気味)
  3. 2〜3時間おきに目覚める睡眠の質の悪さ

そして、私の体にとっての最高の対処法は「ウコン茶」と「長時間&質の良い睡眠」だったようです。

💖 今後のメンテナンスと、みなさんへのメッセージ

便秘気味による膨満感は残っているので、今週末は野菜を多めに摂ることと、軽い運動で解消していこうと思います。

また、節約も大切ですが、日曜日に鍼灸院を予約しました。痛みは体のバランスのズレから来るとも聞きます。体の土台から整えて、今回の痛みを繰り返さないようにしておきたいと思います。

無理をせず、自分の体を最優先する。

休むことは、決して怠けているわけではなく、未来のパフォーマンスのための「積極的な療養」なのだということに改めて気づきました。

今回のドタキャンは、私にとって大きな一歩でした。それが後日どんな結果につながるかはまだわかりませんが、体の回復という点では、間違いなく正解でした。

シェーグレン症候群との付き合い方は、十人十色。皆さんも、ご自身の体の「くせ」や「SOSの出し方」を丁寧に観察しながら、自分だけの対処法を見つけていってくださいね。