はじめに:お酒と自己免疫疾患
景気が良くなってきた?&年末になってきたせいか、最近飲み会のお誘いが来るようになってきました。
シェーグレン症候群を抱えながらの飲酒、皆さんはどうされていますか?
先日、私は久しぶりに金曜日に懇親会に参加し、翌日の土曜日に、ひどい頭痛と目の渇きに悩まされることになりました。お酒の量は決して多くなかったのですが、土曜日1日頭痛と目の渇きに悩まされて、この症状は間違いなく私のシェーグレン症候群が関係していると感じています。
薬物相互作用の心配がない方でも、飲酒は症状に大きな影響を与える可能性があります。私の失敗体験から、皆さんに大切な教訓を共有したいと思います。
失敗談:5時間飲酒🍻と水分不足の落とし穴
金曜日の夜、私は夜7時から11時半ごろまで、約4時間半の懇親会で飲みました。
もし1次会(2~3時間程度)で切り上げていれば、この頭痛は起きなかったかもしれません。しかし、2次会にも参加して5時間近くアルコールを摂取し続けたことが、体調を崩す引き金になったと考えています。
- 症状: 翌日一日中続く激しい頭痛と、いつもは寝起きに感じることもある目の渇きが1日中。
- 最大の原因: 飲酒の最中、お水をほとんど飲まなかったことです。酒量はいつもと変わらないか少ないぐらいでしたので、二日酔いになる量ではありませんでした。
シェーグレン症候群は、元々唾液や涙の分泌が少ないため、体が極度の乾燥状態にあります。そこにアルコールの利尿作用が加わることで、通常の人よりもはるかに早く、そして深く脱水症状が進んでしまいます。
私の場合は、この「長時間飲酒」+「水分補給不足」が重なり、脱水が深刻化し、結果としてひどい頭痛を引き起こしたのだと推測しています。
シェーグレン症候群の私が考える「飲酒ルール」💡
この経験から、シェーグレン症候群を持つ私たちがアルコールを楽しむために、絶対に守りたいポイントをまとめました。
1. アルコール摂取時間の上限を決める
- 長時間の飲酒は、脱水を深めるリスクが跳ね上がります。可能であれば2~3時間程度で切り上げる、または途中でソフトドリンク休憩を挟むなどの工夫が必要です。
2. チェイサーはアルコールと同量以上!
- 「途中でお水を飲むべきだった…」という後悔を強く感じました。
- アルコールを一口飲んだら、必ずお水を一口飲むなど、意識して水分補給を徹底しましょう。アルコールを代謝するのにも水分は必要です。
3. 「目の渇き」は脱水のサイン
- 飲酒中に目の渇きや口の渇きを強く感じたら、それは体が「水分が足りていない」とSOSを出している証拠です。無理せず飲酒をストップし、すぐに水分を補給しましょう。
結び:自分の体と相談しながら
シェーグレン症候群だからといって、懇親会や楽しい場を諦める必要はありません。
しかし、自分の体の特性を理解し、「脱水」のリスクを常に意識することが大切です。私の失敗が、皆さんの体調管理の一助となれば幸いです。
飲酒は短時間に留め、たっぷりの水分補給を心がけて、自分のペースで楽しみましょう!
