シェーグレン症候群と向き合うスキンケア

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毎日、体の乾燥と闘っている皆さん、スキンケアは何を使っていますか?

私は混合肌ではあるものの、そこまで肌について悩んではいなかったのですが、シェーグレン症候群と診断されてから、乾燥しているのか肌(特に唇と皮膚の境目)がヒリヒリする感じに時々困っています。適切なスキンケアで良いコンディションを保てるので、自分に合ったものを見つけるのが大切です。

今日ご紹介したいのは、私がもう手放せないラロッシュポゼです。

なぜラロッシュポゼがシェーグレン症候群の肌に良いの?

ラロッシュポゼの最大の魅力は、なんといっても「ターマルウォーター」にあります。これは、フランスのラロッシュポゼ村の湧水で、セレンというミネラルが豊富に含まれています。セレンには、肌を健やかに保つ抗酸化作用があることで知られています。

シェーグレン症候群は、主に唾液腺や涙腺に炎症が起きる自己免疫疾患ですが、この炎症が続くことで、体内で酸化ストレスが増加することが複数の研究で示唆されています。酸化ストレスとは、活性酸素と抗酸化物質のバランスが崩れ、活性酸素が過剰になることで細胞や組織がダメージを受ける状態を指します。

シェーグレン症候群のような慢性的な炎症性疾患では、炎症そのものが酸化ストレスを引き起こし、その酸化ストレスがさらに炎症や組織の損傷を進行させるという関係性があります。酸化ストレスを軽減するアプローチ(抗酸化物質の摂取など)が、シェーグレン症候群の症状緩和や病態の進行抑制に役立つ可能性があるということで、私はラポッシュポゼを使用するようになりました。

また、シェーグレン症候群で乾燥しがちな私たちの肌は、バリア機能が低下し、外部からの刺激に弱くなりがちです。ラロッシュポゼの製品は、このターマルウォーターをベースに作られており、肌のバリア機能をサポートし、しっとりとうるおいで満たしてくれます。

私は化粧水、下地クリームを使っています。化粧水は特に肌がしっとりと落ち着く使用感がとても気に入っています。化粧水の後は、病院処方してもらっているヘパリン類似物質のクリームで水分が飛ばないようにフタをしています。

敏感肌向けブランド、比較してみよう!

ラロッシュポゼ以外にも、シェーグレン症候群の方におすすめしたい敏感肌向けブランドはたくさんあります。それぞれの特徴を知って、ご自身の肌にぴったりのものを見つけてみましょう。

  • キュレル:「セラミドケア」に着目した日本ブランドです。肌のバリア機能を担うセラミドの働きを助け、外部刺激から肌を守ります。ラインナップが豊富で、自分の肌の状態に合わせて選びやすいのが特徴です。
  • d プログラム:資生堂の敏感肌向けブランド。季節の変わり目や、環境の変化で肌が不安定になりやすい方におすすめです。肌の悩みに合わせてシリーズが分かれているので、肌荒れ、乾燥、ニキビなど、特定の症状に特化したケアができます。
  • アベンヌ:ラロッシュポゼと同じく、フランスの温泉水をベースにしたブランドです。アベンヌ温泉水には、肌を穏やかに整えるミネラル成分がバランスよく含まれています。肌が敏感な時でも安心して使えるミストタイプの化粧水が特に人気です。
  • セタフィル:皮膚科医が推奨するスキンケアブランドで、特に保湿力に定評があります。シンプルな処方で、乾燥がひどい時でも肌に優しく、しっかりと保湿してくれます。

まとめ

シェーグレン症候群のスキンケアで一番大切なのは「保湿」と「低刺激」です。ご自身の肌と相談しながら、日々のケアを続けていきましょう。

私のお気に入り

私の経験が、シェーグレン症候群の方のお役に立てるようでしたら嬉しいです!