シェーグレン症候群に効くかも?!なアロマオイル

ストレスマネジメント

今日は、シェーグレン症候群の方におすすめのアロマオイルとその活用方法をいくつかご紹介したいと思います。アロマオイルは、リラックス効果だけでなく、唾液分泌の促進や目の乾燥の緩和に役立つ可能性も報告されていますので、うまく使えれば少し楽に日々を過ごせるかもしれません。

リラックス効果を高めるアロマオイル

関節の痛みやストレスで緊張した心と体をほぐすために、リラックス効果の高いアロマオイルがおすすめです。

  • ラベンダー: 心身を深くリラックスさせる効果があり、質の良い睡眠を促します。
  • カモミール・ローマン: 鎮静作用があり、不安や緊張を和らげるのに役立ちます。
  • フランキンセンス: 呼吸を深くし、心を落ち着かせる効果があります。

唾液分泌の促進に役立つ可能性のあるアロマオイル

ドライマウスの症状緩和にアロマオイルが役立つという研究も報告されています。

  • ブラックペッパー: 芳香浴によって唾液分泌量が増加したという研究結果があります。
  • ベルガモット: 芳香浴により、唾液中の免疫グロブリンAの分泌速度が増加し、ストレスホルモンが減少したという研究結果があります。

ドライアイの緩和に役立つ可能性のあるアロマオイル

目の周りの血行を促進し、乾燥を和らげるのに役立つアロマオイルがあります。

  • ローズ: 抗炎症作用や鎮静作用があり、目の充血や疲れを和らげます。
  • ローズマリー: 脳の血流を促進し、目の周りの血行を良くする効果が期待できます。高血圧の方や妊娠中の方は注意が必要です。

アロマオイルの活用方法

  • 芳香浴:
    • アロマディフューザーを使って香りを拡散させます。
    • マグカップにお湯を入れ、アロマオイルを数滴垂らして蒸気を吸い込みます。
  • アロマバス:
    • バスタブにアロマオイルを数滴垂らし、ゆっくり入浴します。
    • アロマオイルは水に溶けにくいので、天然塩やキャリアオイル(ホホバオイルなど)に混ぜてから入れると、より香りが広がります。
  • 温湿布:
    • 洗面器にお湯を入れ、アロマオイルを1〜2滴垂らし、タオルを浸して絞ります。
    • そのタオルを目の上や痛む関節に当てて温めます。
  • マッサージ:
    • キャリアオイルでアロマオイルを希釈し、関節周りやこめかみなど、痛む部分をやさしくマッサージします。

使用上の注意

  • 品質の良いアロマオイルを選ぶ: 天然成分100%の、信頼できるメーカーの製品を選びましょう。
  • パッチテストを行う: 初めて使うアロマオイルは、希釈したものを腕の内側などに少量塗り、アレルギー反応が出ないか確認しましょう。
  • 主治医への相談: 何らかの疾患がある場合や、妊娠中、授乳中の方は、アロマオイルを使用する前に必ず主治医に相談してください。
  • 濃度に注意: アロマオイルは高濃度であるため、必ずキャリアオイルなどで希釈して使用してください。

ただし、アロマオイルは医薬品ではないため、治療効果を保証するものではありません。また、体質や体調によって合う合わないがありますので、初めて使用する際は少量から試し、異常を感じたらすぐに使用を中止してください。特にアロマオイルの原液を直接肌につけたり、口に入れたりすることは避けてください。

ご自身の体調や好みに合わせて、無理のない範囲でアロマテラピーを日々の生活に取り入れてみてください。

私のおすすめ

私はラベンダーとブレンドされたオイルを使っています。IT系でパソコンを見る時間が長いので交感神経優位になりがちなので、香りを生活の中に取り入れてリラックスするようにしています。