心と体の不調に寄り添うマグネシウムの力を活用して症状を緩和する

シェーグレン症候群の症状を和らげるマグネシウム お茶・飲み物

おはようございます。今日は、シェーグレン症候群と診断された皆さんにぜひ知ってほしい、大切なミネラル「マグネシウム」のお話です。

「まぶたがピクピクする」「足がつりやすい」「なんだかイライラする」…もしかしたら、そんな経験はありませんか?実はそれ、マグネシウム不足のサインかもしれません。

マグネシウムは、私たちの体にとって欠かせない存在。筋肉や神経の働きを正常に保ち、イライラを抑え、気持ちを穏やかに保つ働きもあると言われています。シェーグレン症候群の治療は、乾燥症状だけでなく、それに伴う関節痛や筋肉の痙攣、全身の倦怠感など、様々な不調と向き合う必要があります。マグネシウムを上手に補給することで、これらのつらい症状の緩和が期待できるかもしれません。

今回は、マグネシウムを無理なく、楽しく生活に取り入れる2つの方法をご紹介します。

1. 毎日の水分補給に「なた豆茶」を

「なた豆茶」と聞くと、あまり馴染みがない方もいるかもしれません。このお茶には、マグネシウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。

シェーグレン症候群の私たちは、日頃から水分補給が欠かせません。どうせ飲むなら、ミネラルが摂れるお茶に変えてみませんか?

なた豆茶は、ほんのり甘く、香ばしい風味が特徴です。ノンカフェインなので、寝る前にも安心して飲むことができます。体を温めながら、心も体もリラックスさせてくれるでしょう。

以前、ルイボスティなどおすすめのお茶を紹介していたものと違うじゃん!と思う方もおられるかと思いますので、違いを後段で説明しますね。ご自身の症状に合わせて選んでいただければと思います。

私が定期的に飲んでいるなた豆茶はこちらです。大学と共同研究して炎症を鎮めてくれるのがウリの商品なのでこちらを飲んでいます。成分はわからないですが味は確かに他の商品と違います。

2. お風呂でリラックス「エプソムソルト」

「エプソムソルト」は、名前から塩を連想しがちですが、実は「硫酸マグネシウム」の結晶です。お湯に溶かして入浴剤として使います。

お湯に溶けたマグネシウムは、皮膚から吸収されると言われています。全身の疲れを癒し、筋肉の緊張をほぐすのに効果的です。シェーグレン症候群の方は、肌が乾燥しやすく、かゆみなどのトラブルも抱えがちです。エプソムソルトは肌に優しく、保湿効果も期待できるので、入浴後の乾燥も気になりにくいでしょう。香りのない無香料タイプを選べば、香りに敏感な方でも安心です。

私が使っているエプソムソルトをご紹介までに。私はこちらは価格で選びました。美容目的で売られているので高いものは随分高いのですが、こちらはエプソムソルトであれば良い、という発想です。

3. 目的別!3つのノンカフェインティーの使い分け

これまでご紹介した「なた豆茶」に加えて、以前に「ルイボスティ」と「はとむぎ茶」などのお茶をご紹介しました。これら3つのお茶を、ご自身の症状、その日の体調、気分に合わせて使い分けていただければと思います。

ルイボスティなた豆茶はとむぎ茶
期待する効果ストレス緩和、免疫サポート、美容筋肉の痙攣緩和、デトックス肌トラブル改善、むくみ解消
飲むタイミングリラックスしたい時、就寝前毎日の水分補給、食事時肌荒れやむくみが気になる時
味の特徴ほんのり甘く、香り豊か香ばしく、さっぱりすっきり、香ばしい
こんな時におすすめストレスを感じている時、安眠したい時足がつりやすい、むくみが気になる時湿疹や肌荒れが気になる時

どの茶もノンカフェインで飲みやすいので、無理のない範囲で、日々の生活に上手に取り入れてみましょう。

まとめ

シェーグレン症候群は、長期にわたる病気です。だからこそ、日々の暮らしの中で、小さな工夫を積み重ねることが大切です。マグネシウムを上手に取り入れて、心と体のバランスを整え、少しでも快適な毎日を過ごせるよう、ぜひ試してみてくださいね。

ただし、これらの方法はあくまで症状の緩和を目的としたもので、治療の代わりにはなりません。何か不安なことや気になることがあれば、必ず主治医の先生に相談してくださいね。