抗酸化力が強いルイボスティの力を借りてシェーグレン症候群に対抗しよう!

ルイボスティーの抗酸化力 お茶・飲み物

こんばんは!にじ子です。今日は東京はおひさまが出て午後はとっても気持ちがいいなぁと思って過ごしていました。少し湿度が低めなので、テーブルに加湿器を置きながら作業をしています。

今日のテーマは、日常に取り入れやすい健康茶、ルイボスティーです。特に、シェーグレン症候群と深く関わる「抗酸化作用」に注目し、最新の研究結果と、日々の生活への取り入れ方についてご紹介します。


【研究紹介】ルイボスティーが「抗酸化力」を上げる

「お茶を飲むだけで本当に体に良いの?」そう疑問に思う方もいるかもしれません。実は、ルイボスティーの抗酸化作用については、以下のようなヒトを対象とした臨床研究があります。

引用研究タイトル:

“Unfermented and fermented rooibos teas increase plasma total antioxidant capacity in healthy humans”

(未発酵および発酵ルイボスティーは、健康なヒトの血漿総抗酸化能を増加させる)

研究から分かったこと:

  1. 飲むと抗酸化力がアップする!発酵させた通常の「レッドルイボスティー」と、発酵させていない「グリーンルイボスティー」のどちらを飲んでも、体内の血漿総抗酸化能(TAC)が有意に増加することが確認されました。これは、ルイボスティーが、体内で活性酸素と戦うための防御力を高める「食材」であることを示しています。
  2. 発酵の違いによる効果の差
    • 試験管内(in vitro)で比べると、グリーンルイボスティーの方が、ポリフェノールが豊富に残っているため、高い抗酸化力がありました。
    • しかし、ヒトの体内(in vivo)では、むしろレッドルイボスティーの方が、血漿中の抗酸化能をより高く、早く引き上げるという結果になりました。

この結果は、発酵することによって、ポリフェノールが体内に吸収されやすい形に変化する可能性を示唆しています。つまり、赤・緑どちらのルイボスティーも、私たちを酸化ストレスから守ってくれる頼もしい存在のようです。


ルイボスティー特有の成分「アスパラチン」とは?

ルイボスティーの強力な抗酸化作用の核となるのが、このお茶にしか含まれていない特有のポリフェノール「アスパラチン(Aspalathin)」です。

アスパラチンのすごい働き:

  • 強力な抗酸化作用: 体の老化や病気の原因となる「活性酸素」を効率よく除去する力を持っています。シェーグレン症候群を含む自己免疫疾患では、炎症に伴い活性酸素が増えやすいと考えられており、このアスパラチンの働きが非常に重要となります。
  • 血糖値のコントロール: 研究により、インスリンの分泌を助けたり、インスリン抵抗性を改善する酵素を活性化したりする作用が示されています。これは、生活習慣病の予防にも役立つとして注目されています。
  • 豊富に含まれるのはグリーンルイボス: アスパラチンは、発酵によって一部が失われるため、未発酵のグリーンルイボスティーに最も豊富に含まれています。

【ブログ読者へのアドバイス】日々の生活への取り入れ方

シェーグレン症候群の症状と向き合う皆さんが、ルイボスティーを最大限に活用するためのアドバイスです。

1. 酸化ストレス対策として毎日飲む

シェーグレン症候群は、慢性の炎症を伴う自己免疫疾患であり、酸化ストレスが増加しやすい状態です。ルイボスティーを飲むことで、継続的に抗酸化物質を補給し、体の「サビ」を防ぐサポートになります。

2. ドライマウス対策として最適な「ノンカフェイン」

ルイボスティーは、カフェインを含んでいません。

シェーグレン症候群の代表的な症状であるドライマウス対策として、日中のこまめな水分補給は欠かせません。利尿作用を気にせず、就寝前でも安心して水分と抗酸化成分を補給できるため、非常に適した飲み物と言えます。

私も色々飲んでみていますが、利尿作用が強いものはむくみには効く気がしますが、外出先などにお茶として持って行くのはトイレに行く頻度が上がるのではないかと心配して気が引けます。

3. 「赤」と「緑」を使い分けるのもおすすめ

  • 高い抗酸化力を求めるなら: グリーンルイボスティーアスパラチンをより多く摂取したい方や、さっぱりとした味が好みの方におすすめです。
  • 伝統的な風味と実績を重視するなら: レッドルイボスティー発酵によるまろやかな風味と、生体内での高い抗酸化能の増加が確認されている実績を重視する方におすすめです。

4. 関節痛にも効果が!

ルイボスティに入っているルテオリンという成分が、関節炎の原因となる炎症物質COX-2が含まれています。ルイボスティだけで関節炎が治るということは言えませんが、関節炎を和らげる助けにはなってくれそうです。


結論として、一番大切なのは「継続すること」です。 ご自身の味の好みやライフスタイルに合わせて、無理なく続けられるルイボスティーを選んで、日々のセルフケアに取り入れてみてくださいね。

この情報がシェーグレン症候群の方のお役にたてば幸いです!