日々の生活の中で様々な症状と向き合っている皆さん、おはようございます。
今回は、私がシェーグレン症候群による両肩の関節痛に悩まされ、夜も眠れなかった日々を乗り越えられた経験についてです。もし今、同じように夜間の痛みや不眠に苦しんでいる方がいらっしゃったら、もしかしたら私の経験が少しでもお役に立てるかもしれません。
シェーグレン症候群と関節痛、そして終わらない夜
シェーグレン症候群は、ドライアイやドライマウスといった乾燥症状がよく知られていますが、実は私のように関節痛に悩まされる方も少なくありません。私の場合は特に肩の関節痛がひどく、昼も夜も常に痛みがあり、どんな体勢になっても痛みが和らがず、眠れない日が続いていました。朝が痛みが最もひどく、朝は痛みで目がさめる日々でした。
眠れない夜は本当につらいですよね。痛みで寝返りも打てず、時計の針が進むのを見ながら「ああ、また朝が来るわ…」と翌日のしんどさを妄想して気が遠くなることもありました。睡眠不足になると、日中の倦怠感や集中力の低下に繋がり、さらに体の痛みも増すように感じて、悪循環に陥っていました。
「四十肩用枕」との出会い:まさかの救世主
そんな眠れない日々が続く中、経験者はいるだろうということや、自分が四十肩と間違えたことから、「四十肩用・五十肩」用のU字型の枕が応用できるのではないかと思いました。正直なところ、シェーグレン症候群による関節痛と四十肩は原因が違うのだから、どの程度いけるかな、と思いながらも解決策が欲しくてチャレンジしてみました。
しかし、その夜、私は驚きました。
その枕に頭と肩を乗せて寝てみたところ、肩の痛みが不思議と和らぎ、久しぶりに朝までぐっすり眠ることができたのです。
U字型枕は、巻き肩となっている肩が寝た時に平らになることで感じる負担を軽減するように設計されているため効果がありました。痛みが軽くなることでリラックスして眠ることができ、それが深い睡眠に繋がったのだと思います。
良質な睡眠がもたらす、驚くべき体調の変化
一夜ぐっすり眠れただけで、翌日の体調は劇的に改善しました。
眠れなかった日は、体が鉛のように重く、頭もぼーっとしていましたが、しっかり眠れた日は、体が軽く感じ、頭もクリアで、痛みもいつもより和らいでいるように感じました。
この経験を通して、改めて「睡眠の質」が私たちの体調にどれほど大きな影響を与えるかを痛感しました。
良質な睡眠は単に体を休ませるだけでなく、免疫機能の維持、細胞の修復、ホルモンバランスの調整など、私たちの心身の健康にとって不可欠な役割を担っています。
学術的にも、十分な睡眠がストレスの軽減や炎症反応の抑制に繋がり、自己免疫疾患の症状管理にも良い影響を与える可能性が指摘されています。私の場合は、まさに「眠れるようになったら、一日の体調が眠れない日に比べて劇的に良かった」という体験が、その裏付けになったと言えるでしょう。
シェーグレン症候群で眠れないあなたへ
もし今、シェーグレン症候群による体の痛みや不調で夜眠れないと悩んでいる方がいたら、一度、ご自身の睡眠環境を見直してみることをおすすめします。
もちろん、症状は人それぞれで、四十肩用枕が全ての方に効くとは限りません。しかし、私のように意外なアイテムが解決策になる可能性もゼロではありません。
- 枕やマットレスの選び方
- 寝る前のリラックス法(軽いストレッチ、入浴、読書など)
- 寝室の環境(温度、湿度、明るさ)
など、症状に合わせてできることから試してみてはいかがでしょうか。
シェーグレン症候群と向き合う中で、一つでも多くの「眠れる夜」が皆さんに訪れることを心から願っています。
私が使って救われたU字型の枕
私が買ったのは、これ↓の手の部分がないもので当時15000円ぐらいで購入しました。高いな〜、と思ったものの本当に辛かったので「えいっ」という気分で買いました。結果、本当に助かりました。
少々高いので類似の買いやすそうなもの(私の感覚ですけど)を紹介すると、私は使ってないですが機能としてはコレぐらいのU字の枕なら巻き肩になっている方の眠れない夜を救ってくれると思います。