シェーグレン症候群は慢性炎症:慢性炎症を和らげる食生活とは?

慢性炎症を取り除く鯖 食事

慢性炎症とは?

慢性炎症は、数週間から数年にわたり体内で持続する、微弱ながらも長期的な炎症状態を指します。通常、体が怪我や感染症から回復する過程で起こる急性炎症とは異なり、慢性炎症ははっきりとした症状が現れにくいのが特徴です。そのため、本人が気づかないうちに進行していることも少なくありません。

慢性炎症が長引くと、生活習慣病や自己免疫疾患(シェーグレン症候群など)をはじめとする様々な病気のリスクを高める可能性があります。この炎症は、体内の酸化ストレス、免疫システムの不均衡、不健康な食生活などが複雑に絡み合って引き起こされると考えられています。

また夜眠っている間に回復ができないと慢性炎症はジリジリと進んでいきます。


慢性炎症を和らげる食材

慢性炎症を完全に止めることはできませんが、日々の食事を工夫することで、その状態を和らげることが期待できます。ここでは、抗炎症作用を持つとされる成分を含む食材を紹介します。

1. オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸は、体内の炎症反応を抑える働きがあります。

  • 青魚: サバ、イワシ、サンマ、鮭などの青魚には、DHAやEPAが豊富に含まれています。
  • アマニ油・えごま油: これらもオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)が豊富です。加熱に弱いため、ドレッシングなどにして生のまま摂るのがおすすめです。
  • エキストラバージンオリーブオイル: 主成分はオメガ9脂肪酸(オレイン酸)ですが、オレオカンタールという強力な抗炎症作用を持つポリフェノールが含まれています。

私はシェーグレン症候群になる前は、お魚よりもお肉が優先していたので、お得な返礼品としてYoutubeで紹介されている冷凍の鯖や鮭を注文して、冷凍庫に常備しています。私のお気に入りについてはこのブログの最後に紹介しておきますね。

また鯖や鮭は缶詰でもOKです。鯖は冬に加工されたものの方が脂が乗っているので、冬に加工されたものがおすすめです。購入時に加工年月日をチェックしてみてください。また、缶の中に入っている煮汁にオイルが溶け出しているので、煮汁も一緒に料理に使うのがおすすめです。

2. 抗酸化物質

抗酸化物質は、炎症の原因の一つである酸化ストレスから体を守ります。

  • ベリー類: ブルーベリー、ラズベリー、いちごなど。アントシアニンという強力な抗酸化物質を豊富に含んでいます。
  • 緑黄色野菜: ほうれん草、ブロッコリー、にんじんなど。ビタミンCやβ-カロテンが豊富です。
  • トマト: リコピンという抗酸化物質を多く含みます。
  • 赤ワイン:お酒好きの方には嬉しい話ですが、赤ワインも1日1杯程度であればOKです。

3. 発酵食品と食物繊維

腸内環境を整えることは、全身の免疫システムのバランスを保ち、炎症を抑える上で重要です。他にも色々ありますが、ここでは大活躍してくれる豆類をご紹介します。

  • 豆乳ヨーグルト: 腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善するのに役立ちます。
  • 納豆・味噌: 善玉菌を増やし、腸内フローラを健康に保ちます。
  • 豆乳: 腸内環境を整えるオリゴ糖が含まれています。

なお、ヨールグルとは?と思われたかもしれませんが、ヨーグルトも人によってはOKです。ただし、日本人の多くは実は乳製品は合わないということで、私は病院では豆乳ヨーグルトに切り替えることを勧められました。豆乳を取りすぎるとアレルギーが出る可能性もありますので、「ばっかり食べ」せずにほどほどにとってもらええればと思います。


注意点

これらの食材は、あくまで健康的な食生活をサポートするものです。特定の食材を過剰に摂取すると、かえって体に負担をかけたり、アレルギーの原因になったりする可能性があります。偏った食事は避け、様々な食材をバランス良く、適量摂るように心がけましょう。 症状がある場合は、必ず専門医に相談し、適切な治療を受けてください。

私のお気に入り

私は一番お得というわけではありませんが、骨なしの銚子市の鯖を常備しています。味が美味しいだけでなく、骨がないので、魚を食べるのが億劫にならないのが良いです。

骨ありでも全然OKという方はこちらの方が同じ11,000円で3キロなので1キロ分お得です。

ふるさと納税でお得な鮭はこちら。12,000円で3kgになります。不揃いですが家で食べる分には何の問題もなく、美味しいです。

シェーグレン症候群になって、働くこと自体にも不安を覚えるようになり、早期退職も視野に入れるようになったので、経済観念は以前より強くなりました。
皆さんの中にもいつまで働けるか不安に思われている方もいると思います。ふるさと納税のような世の中の制度をお得に使って、ともにお財布に優しくながら体調をしっかりととり戻していきましょう〜!