お灸で痛みをセルフケア

お灸 関節痛・冷え対策

シェーグレン症候群患者必見!お灸によるセルフケアとその効果

こんにちは、私もシェーグレン症候群と闘う一人です。今回は、私が鍼灸院で教わったお灸のセルフケアについてご紹介します。お灸は、古くから中国医学で用いられてきた温熱療法で、関節や筋肉の痛み、血流改善などに効果があるとされています。


お灸の基本とシェーグレン症候群への効果

シェーグレン症候群は、主に唾液や涙腺の自己免疫疾患であり、口腔乾燥や関節痛などの症状が特徴です。お灸は、ツボを温めることによって血行促進や自己免疫のバランス調整を促すと考えられており、症状緩和に役立つ可能性があります。

医学的エビデンス

  • 血流促進: お灸は局所の血流を改善し、痛みや炎症の軽減に寄与すると報告されています(Huang et al., 2018)。
  • 免疫調整作用: いくつかの研究では、温熱療法が自己免疫疾患の症状緩和に役立つ可能性が示唆されています(Lee et al., 2020)。
  • 痛みの緩和: 日本や中国の臨床研究では、関節痛や筋肉痛に対してお灸が疼痛を軽減させる効果が観察されています。

実際に行うお灸セルフケアのポイント

必要なもの

  • お灸(艾条やお灸用のシールタイプ)
    参考までに私の使っているものを、この記事の最後に掲載しておきます。参考になれば幸いです。
  • ツボを特定できる情報(ネット情報で十分です。鍼灸師さんによると、基本は痛いところに置いてOKだそうです。)

お灸の実践例

ツボの選定

  • 例:関節痛には、「三陰交」や「陽陵泉」がおすすめのようです。私は痛いところに置いていました。

実施方法

  • お灸をツボの上に置き、点火します。
  • 温かさを感じながら、5〜10分程度続けます。
  • お灸が最後まで燃えると自然に消えます。火傷しないように注意しましょう。

頻度

  • 初心者は1日1回が良いかと思いますが、私は慣れてきたら1日5、6回、痛みがひどい時や辛い時に使用していました。
  • 現在は、痛みが出た日だけ1日1回利用しています。

注意点

  • 皮膚に発赤や水疱ができた場合は中止してください。
  • ご自身の体調や症状に合わせて無理なく続けてください。
  • かかりつけのお医者さんに相談して治療を妨げない範囲で行ってください。

まとめ

お灸は、血行促進や免疫バランスを整えることで、シェーグレン症候群の関節痛や口腔乾燥の症状緩和に役立つ可能性があります。自己流でも安全に行えるセルフケアとして、日常の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

※重要:何か異変や不調を感じた場合はすぐに専門医に相談してください。

私のお気に入り

私が発症から継続して利用しているものをご参考までに紹介します。

最近は病状が改善してきて、お灸を熱いと感じることも多くなってきたので少し優しめのバージョンに乗り換えようかと思っています。初めてでどの程度の熱さが良いかわからない方はこちらのお試しが価格的にもお安くて良さそうです。