少し気温が下がったタイミングに合わせてか、夜から朝にかけて軽く肩関節周辺が痛くなったり、ここ2日ほど右のあごに関節炎があるようで、あごが開きにくくなっちゃってます。
シェーグレン症候群をお持ちの方は、こんな関節の痛みや炎症(関節炎)を経験されるかたもいらっしゃるかと思います。少し対応策を調べていたら、「ウコン」と「亜麻仁の種」が良さそうということがわかりましたので、そのメカニズムをご紹介します。
ちなみに、ウコンは体感でよく効くなぁと感じていたのでやっぱり!という感じです。ウコンのお茶は手元にあるので、今朝からウコンを飲んでいます。(亜麻仁の種は食べたことがないので、これから調べて買ってみようと思います。)
1. ターメリック(ウコン)の黄色い秘薬「クルクミン」
ウコンはカレーのスパイスであるターメリックとしておなじみです。その鮮やかな黄色成分こそが、強力なパワーを持つクルクミンです。
✨ クルクミンの効き目とメカニズム
| 作用 | メカニズム(体での働き) |
| 🔥 抗炎症作用 | 関節炎は体内で炎症を起こす「NF-B」というスイッチが過剰にONになることで悪化します。クルクミンは、このスイッチがONになるのを邪魔し、炎症を引き起こす物質(サイトカインなど)の産生を抑えることで、関節の腫れや痛みを和らげます。 |
| 🛡️ 抗酸化作用 | 炎症が進むと、細胞にダメージを与える「活性酸素」が増えます。クルクミンは、この活性酸素を無害化する働き(抗酸化作用)を持ち、関節の組織をサビやダメージから守ります。 |
2. 亜麻仁の種の「サラサラ成分」オメガ-3脂肪酸
亜麻仁の種(アマニシード)は、体内で生成できない大切な油「オメガ-3脂肪酸」を非常に豊富に含んでいます。特に、その主成分である**-リノレン酸(ALA)**が関節の健康をサポートします。
💧 オメガ-3の効き目とメカニズム
亜麻仁に含まれるオメガ-3脂肪酸は、体内で炎症を抑える「抗炎症物質」に変わっていきます。
| 作用 | メカニズム(体での働き) |
| ⚖️ 炎症バランス調整 | 私たちが普段摂る油の中には、炎症を促進する物質(オメガ-6脂肪酸)と、炎症を抑える物質(オメガ-3脂肪酸)の材料があります。 |
| 📉 炎症抑制効果 | オメガ-3脂肪酸は、炎症を促進する側の材料と競争し、代わりに炎症を抑える物質(プロスタグランジンなど)を作りやすくします。これにより、慢性的な関節の炎症を鎮め、痛みや腫れの軽減が期待できるのです。 |
亜麻仁の種は、生だと毒性があるようなので、いってあるものがおすすめのようです。
色々YouTubeを見たのですが、こちらが参考にしたものです。興味があるかたはご覧いただければと思います。
ウコンと亜麻仁の種は、毎日の食事に取り入れやすい自然のサポーターです。しかし、関節の痛みや不調はシェーグレン症候群による関節炎だけでなく、別の原因も考えられますので、いつもと違う感じがあれば病院に行ってくださいね〜。
