昨日は久しぶりにヘアサロンに行き、頭皮チェックをしたところ「頭皮が少し乾燥していますね」と言われ、ケアを調整する必要があるなと改めて思いました。シェーグレン症候群の方は、ドライアイやドライマウスだけでなく、皮膚や頭皮の乾燥にも悩まされがちです。
「ぬるめのお湯で頭皮を洗う」「シャンプー・コンディショナーを使わずお湯で3分程度洗う(湯シャン)」といった基本的な方法に加え、シェーグレン症候群の方は症状がひどい方もいるかと思いますので、それ以外にも日常生活で取り入れられる保湿ケアと、乾燥への対処法をご紹介したいと思います。
1. 毎日のシャンプーを見直す
頭皮の潤いを奪いすぎないシャンプーを選ぶことが、保湿ケアの第一歩です。
🛀 低刺激なシャンプーを選ぶ
市販のシャンプーの中には洗浄力が強すぎるものがあり、必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。
- アミノ酸系、ベタイン系などの洗浄成分がマイルドなシャンプーを選びましょう。
- 保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸など)が配合された頭皮ケア用シャンプーもおすすめです。
- 刺激となるアルコールや強い殺菌成分が配合されていないか、成分表で確認してみましょう。
口コミで良さそうなものを調べたところ、毎回ご紹介することの多い、低刺激のキュレル、ミノン薬用シャンプー以外にもエイトザタラソも良いようです。私は現在オーガニックの輸入品を使っているのですが、このシャンプー、リンスを使い切ったら試してみようと思っています。
🧼 正しい洗い方とすすぎ
ヘアサロンでのアドバイス(ぬるま湯・湯シャン)に加え、洗う際は爪を立てず、指の腹を使って優しくマッサージするように洗います。
- すすぎ残しは頭皮のトラブルにつながるため、ぬるま湯で時間をかけて丁寧に洗い流しましょう。
2. 洗髪後の「頭皮の保湿」を習慣に
顔に化粧水や乳液を使うのと同じように、頭皮にも保湿が必要です。
🧴 頭皮用保湿ローション・美容液を使う
洗髪後、タオルドライをした後に、頭皮専用のローションや美容液で保湿しましょう。
- フケ・かゆみを抑える成分やセラミド機能成分が配合された敏感肌用のアイテムが特におすすめです。(例:キュレル 頭皮保湿ローションなど)
- ジェルや乳液タイプは垂れにくく頭皮に塗りやすいですが、クリームタイプはベタつきの原因になることがあるため、使用感に応じて選びましょう。
- 乾いたフケやカサつきが気になるときは、スタイリングを気にせずいつでも使えるタイプもあります。
こちらも口コミを調べてみました。キュレルやスカルプDボーテの薬用頭皮美容液が良さそうです。私は頭皮に湿疹ができることもあるので(今考えればおそらく乾燥が原因だったんですね)、こちらを試してみようかなと思っています。
💆♀️ 頭皮マッサージを行う
保湿ローションを塗布する際や、シャンプー時の予洗い・すすぎの際に、優しく頭皮マッサージをすると血行促進にもつながり、健やかな頭皮を保つのに役立ちます。
3. 日常生活での頭皮乾燥への対処法
環境や体の内側からのケアも大切です。
🏠 室内環境を整える(加湿器の活用)
特に空気が乾燥しやすい季節は、加湿器を上手に使い、部屋の湿度を30〜50%程度に保つようにしましょう。加湿は、頭皮だけでなく全身の乾燥症状の緩和に役立ちます。
☀️ ドライヤーの使い方に注意する
入浴後は自然乾燥させずに、タオルドライで水分をしっかり取り、ドライヤーで早めに乾かします。
- ドライヤーの熱風を長時間頭皮に当てすぎないように注意し、頭皮から少し離して優しく乾かしましょう。
💧 水分補給と栄養バランス
シェーグレン症候群では、体の内側からの乾燥対策が特に重要です。
- 意識して十分な水分補給を心がけましょう。
- 皮膚や髪の健康を保つために、良質なタンパク質やビタミン類(特にビタミンA、E、B群)をバランスよく摂取することも大切です。
🩺 皮膚科での相談
もし、市販のケア用品で改善が見られない場合や、フケ・かゆみがひどい場合は、皮膚科を受診しましょう。ステロイドや保湿剤(ヒルドイド、ワセリンなど)といった外用薬の処方や、より専門的なアドバイスが受けられます。
まとめ
シェーグレン症候群による頭皮の乾燥は、毎日のちょっとした習慣で大きく改善することがあります。
- 低刺激シャンプーとぬるま湯での優しい洗髪
- 洗髪後の頭皮用保湿ローションでのケア
- 加湿器の活用とドライヤーの使い方の見直し
- 水分・栄養の補給
これらのケアを根気よく続けて、乾燥に負けない健やかな頭皮を目指しましょう!
私も健康な髪を持ち続けられるようにケアしていきたいと思います!
