皆さんは「ビタミンD」と聞くと、何を思い浮かべますか?骨を丈夫にする栄養素、というイメージが強いのではないでしょうか。
もちろんそれも正しいのですが、ビタミンDは免疫の働きとも関わりがあると考えられ、研究が進められています。今回は、シェーグレン症候群の私がビタミンDをどう意識しているかをご紹介します。
ビタミンDと免疫の関係
シェーグレン症候群は、免疫が自分の体を誤って攻撃してしまう自己免疫疾患です。
ビタミンDには免疫細胞の働きを調整する役割があるのではないかと考えられており、自己免疫疾患との関係も研究されています。シェーグレン症候群の患者さんでビタミンDの値が低い傾向がみられた、という報告もあります。
ただし、ビタミンDを摂ればシェーグレン症候群の症状が良くなる、ということが確かめられているわけではありません。「不足しないように気をつけておきたい栄養素のひとつ」と考えるのがちょうどいいと思います。
ビタミンDを取り入れる3つの方法
1. ☀️ 日光を浴びる
ビタミンDは、紫外線を浴びることで皮膚の中でも作られます。
- ポイント:屋外で顔や手の甲などに日光を当てます。窓ガラス越しでは作られにくいので、外に出るのがおすすめです。必要な時間は季節や地域、時間帯によって大きく変わります。
- 注意点:シェーグレン症候群の方は、肌が乾燥しやすかったり、光線過敏がある場合もあります。日差しの強い時間を避け、短時間から無理のない範囲で。日光に当たってよいかどうかは、主治医にも確認しておくと安心です。
2. 🐟 食事で補う
ビタミンDが多く含まれる食品を、毎日の食事に取り入れましょう。
- 魚介類:サケ、サンマ、イワシ、しらすなど
- きのこ類:キクラゲ、干しシイタケ、舞茸など
- その他:卵など
🌟ちょっとしたコツ
ビタミンDは「脂溶性ビタミン」なので、油と一緒に摂ると吸収されやすくなります。鮭のムニエルや、きのこのオリーブオイル炒めなどがおすすめです。
3. 💊 サプリメントを検討する
日光や食事だけでは足りないと感じる場合は、サプリメントも選択肢になります。
ちなみに私は、仕事で外に出る機会があり、食物アレルギーもないので、今のところサプリは使わず食事で摂るようにしています。
⚠️大切なこと⚠️
サプリメントを始める前には、必ず主治医に相談してください。血液検査でビタミンDの値を調べてもらい、自分に必要な量を決めてもらうのが安心です。ビタミンDは摂りすぎると体に害が出ることもあるため、自己判断で多く飲むのは避けましょう。
まとめ
- ビタミンDは骨だけでなく、免疫の働きとも関わりがあると考えられている
- ただし、摂ればシェーグレン症候群が良くなる、とまではわかっていない
- 日光・食事・サプリの3つの方法で、無理なく不足を防ぐ
- 日光浴やサプリは、主治医に相談しながら
毎日の食事にちょっと意識をプラスするだけでも、できることはあります。この記事が、皆さんの日々の体調管理のヒントになればうれしいです。
